この度(株)クリエでは、外部給気フードシリーズに「寒冷地仕様」をご用意いたしました。
寒冷地において、大容量の外気を取り込むのは、屋内に冷気が入り込むことで空調費が嵩んでしまったり、天井裏の鉄筋部分が結露し錆ついてしまうことがあります。
それを改善するために、冷気を自動で感知し、ヒーターで温めた空気をS字気流で安定的に建物内に取り込みます。
排気量=通気量 大量に排気されれば大量に通気されます
クリエの着目点は通気される空気の温度差です。例えば、外気温が0℃、室内が20℃と仮定すると、その温度差は20℃。エアコン設定温度20℃にした室内へ0℃の空気が通気されたらどうでしょうか。
外気を一度天井面へ取り込むので多少の温度上昇は期待できますが、そんなもので耐えられる温度差ではないのは想像がつきます。寒冷地にお住まいの方はいろいろな工夫をしているのを拝見いたします。二重サッシや窓用断熱シート、床暖房等。ハウスメーカーも寒冷地では断熱・保温・機密性を競います。車にも寒冷地仕様やスタッドレスタイヤが有るように、クリエの換気口にも寒冷地仕様をご用意いたしました。
型式 | TO-15E2 | TO-35E2 | TO-35E4 |
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外形寸法(mm) | 460×580×250 | 960×580×250 | |
天井開口寸法(mm) | 340×300 | 840×300 | |
最大処理風量(m3/h) | 1,500 | 3,500 | |
本体材質 | ステンレス | ||
製品重量(kg) | 11.6 | 18.6 | 21.2 |
消費電力 | Φ1,200V,2kW | Φ1,200V,4kW | |
価格(税込) | 200,880円 | 241,920円 | 306,720円 |
標準附属品 | 防虫網 |
寒冷地では冬場の低気温の外気を室内に取りこむのは極力避けたい、だけど新鮮な空気と入れ替えたい。厨房やトイレ等、換気扇を止めることができない場所が必ずあります。
外部給気フードは冷気を自動で感知し、外気を温めて通気します。約5℃~6℃程度の温度上昇が可能です。
2015年1月から販売開始となります。現在、お問い合わせ、ご質問を受け付けております。どしどしお寄せ下さい。
どうぞよろしくお願いいたします。