システムフードはそれぞれの特性を生かし、KBU型、KBR型、KCW型の3タイプに分かれてリニューアルしましたので、ご紹介します。
「ガス・薪・炭・ヒーター・電熱器」「IH・食器洗浄機・ゆで麺機」「スチームコンベクション(スチコン)」の用途別に分かれています。
一酸化炭素の発生がなく室内温度が高温になりにくい、「IH・食器洗浄機・ゆで麺機」と「スチームコンベクション(スチコン)」は、排気フードを室内循環型にすることができます。(ただし、強い臭いの出る調理をする場合は外部排気型(KBU型)をお勧めします。)
室内循環型のメリットは、無駄な排気が減って冷暖房の効率が上がることで、空調費の節約ができます。KBR型を例にとると、年間670万Kcalの燃料節約になります。これは、灯油1Lが約100円の場合、年間で68,000円ほどのコストを削減できる計算になります。
一方、ガス・薪・炭の使用は一酸化炭素が発生するため、排気フードを選ぶ際には外部排気型が必須です。また、ヒーター・電熱器の使用は厨房内の温度上昇が考えられるため、排気フードを選ぶ際には外部排気型が必須です。
KBU・KBR・KCWの比較
KBU型 | KBR型 | KCW型 | |
---|---|---|---|
主な用途 | ガス・薪・炭・ヒーター・電熱器 | IH・食器洗浄機・ゆで麺機 | スチームコンベクション (スチコン) |
排気タイプ | 外部排気型 (電化厨房の場合、PCF・ファンと組み合わせて室内循環も可) |
室内循環型 | 室内循環型 |
油分・グリスの除去 | ◎ 噴霧水+フィルターで除去 |
◎ 噴霧水+フィルターで除去 |
○ 噴霧水で洗浄 (水蒸気対応機種の為、油分等は想定外) |
悪臭の除去 | ◎ PCFとの併用で悪臭物質を除去 |
○ 噴霧水で洗浄 |
○ 噴霧水で洗浄 (水蒸気対応機種の為、悪臭等は想定外) |
水蒸気の除去 | ◎ 噴霧水で冷却・洗浄 |
◎ 噴霧水で冷却・洗浄 |
◎ 噴霧水で冷却・洗浄 |
自動洗浄機能 | あり | あり | なし (水蒸気対応機種の為、汚れ等は想定外) |
空調費 | 室内循環型の場合、コスト削減高 | 室内循環型だからコスト削減高 | 室内循環型だからコスト削減高 |
設置工事 | 給排水、給湯と電気工事 室外排気型の場合は、ダクト工事が必要 |
給排水、給湯と電気工事 | 給排水と電気工事のみ |
※都合により製品の仕様を予告なく変更する場合があります。
詳しくは、システムフード製品ページをご覧ください。