こんな場合には、まず最初にステンレスフィルターの確認を!

吸い込みが悪くなった
煙突等から黒い煙が出てくるようになった(ススとり君・ヤニとり君の場合)

  • ステンレスフィルターの目詰まりが原因かもしれません。
    送風機の電源を停止し、点検蓋を取り外してフィルターを確認してください。
    特に細かい網目のデミスタフィルターは、一見詰まっていないように見えても奥の方で詰まっている場合がありますので、明るいところにかざして確認してみてください。
    詰まっている場合は、なるべく早くお手入れを始めましょう。
  • 黒煙が出る場合(ススとり君の場合)は、デミスタフィルターに穴が開いてしまっている可能性もあります。
    ススとり君の場合に限らず、穴が開いているのは汚れの除去ができなくなっている状態ですので、フィルターの交換をおすすめします。

ステンレスフィルターとは

ステンレスフィルターは、バブルクリーンフード・システムフードやススとり君他エアクリーン製品等に内蔵されています。

メッシュ状のデミスタフィルターとステンレス板のバッフルフィルターの二種類があります。


製品と上図とは違う場合があります。
  1. まず、汚れた空気は水フィルターで水蒸気や汚れを落とします。
  2. バッフルフィルターで、流れの速度を変え不純物を分離・除去します。
  3. デミスタフィルターでは、さらに細かい編み目で不純物を分離・除去し、汚れた空気は純度の高い気体となって通過します。

このステンレスフィルターで排気の汚れの大半を除去します。

特にデミスタフィルターのお手入れ方法を間違ってしまうと、穴が空いて機能が落ち、フィルターの交換をしなければならなくなります。
穴が空いてしまうのは、一生懸命お手入れをし厨房をきれいに保とうという心意気の結果です。
しかし残念ながら、自動洗浄機能がステンレスフィルターについた汚れの多くを洗い流してくれますので、間違ったお手入れをしてしまうより自動洗浄機能にお任せしてしまった方が機能が長持ちするかもしれません。

しかし、ベストは正しいお手入れを続けることです。
フィルターが目詰まりしてしまわないよう(使用頻度にもよりますが)、月に1回程度を目安に簡単なお手入れをおすすめします(下記参照)。

 ステンレスフィルターのお手入れ方法

(◆ご購入時にお渡ししている「お手入れの仕方」に記載されています。)

業務用アルカリ洗浄剤に浸け込んで洗い流すか、食器洗浄機で洗う方法をおすすめします。
下記のクリーンスター洗浄機もご検討ください。

デミスタフィルター バッフルフィルター
タワシやブラシを使用しないでください。ゴシゴシと洗うと穴が空き、フィルターとしての機能が落ちてしまい交換となります。
洗剤に漬け込んだあと、穴が空いてしまわないように、セーターなどのおしゃれ着洗いのような優しい押し洗いがベストです。最後に水勢で洗い流してください。
↑ゴム手袋で!
洗剤に漬け込んだあと、ブラシ等でこすりおとしてください。
アルカリ洗剤を使用する場合の注意!!
1.必ず保護具(保護メガネ、ゴム手袋、ゴム長靴等)を着用してください。
2.必ず添付された使用上の注意をよく読み、正しくご使用ください。

【クリーンスター洗浄機 CTH-72】のご紹介

洗浄剤は強いアルカリ性洗剤を使用しますので、排水処理の仕方はご使用方法をよくお読みください。また、直に肌に触れたり目に入らぬよう十分な注意が必要です。

外形寸法(mm) 700×550×950H
電源 電気ヒーター100V・1kW
液量(L) 80
製品重量(kg) 63
使用溶剤 アルカリ溶剤
洗剤の洗浄能力は、55~60℃の時に最も発揮されます。【クリーンスター洗浄機 CTH-72】は、この温度を保ち続けますので、漬けておくだけで油でベトベトの焼肉用の網やロストル・五徳などを驚くほどの洗浄力で落とします。
なお、焦げは手洗いで落としてください。
【クリーンスター洗浄機 CTH-72】の詳細またはご購入はこちらから↓
(アルカリ溶剤のご購入はお問い合わせください。)
株式会社クリエネットショップ
クリエネットショップyahoo!店

それでもまだ吸い込みが悪ければ次の2.3.を確認してください

1.ステンレスフィルターのお手入れ(前々項にてご紹介)
2.煙突の先(出口)に防虫網が付いていませんか? 1cm角の網目で目詰まりします。網を取り付ける場合は、網目の大きい防鳥網に変更してください。
3.「窯などの火元」から「ススとり君他」までのダクトの掃除はしていますか?(厨房排気フードを除く)
少なくとも年に1回程度の掃除をお願いします。
参照ブログ:ピザ窯ダクト掃除の仕方〜専用ブラシ「カントール」〜