上写真は、煤(すす)の吸い取りが悪いということでメンテナンスのご依頼を受けたときに撮影したピザ窯ダクトの状態です。
もっとすすが溜まっていましたが、撮影のタイミングを逃してしまい実際には少し掃除が終わった後の状態です。
それでもすすが堆積して、ダクトの有効な風道が狭くなっていることがわかります。
ところで、ススとり君が付いていれば、上写真のような風道が狭くなるほどすすが堆積するということは無くなると思いますか?
答えは「NO」です。
ご使用になられているお客様の中には、ススとり君が付いているからとダクト掃除が必要ないと思っていらっしゃる方がいるかもしれません。
しかしながら、上写真のような状態は、ススとり君を設置していても同じように起こり得ます。
ただし、ススとり君を通ったあとのダクトは、ススとり君の効果が発揮され掃除をする間隔は長くなります(目安として1回/10年の掃除をお願いします)。
よって、定期的に掃除する必要があるのは「窯からススとり君までのダクト」です。
写真のように、掃除を怠った窯からススとり君までのダクトには「すす」が内側に溜まり、必要な排気量が確保できなくなります。
このまま放っておくとダクト内が高温になり、いずれ出火する恐れがあります。
年1回、窯からススとり君までのダクト清掃を必ず行ってください。(下図参照)
2~3年清掃を怠った場合、火災発生の可能性が高くなります。
必ず年1回定期的に行なうようにしてください。
ダクト清掃の手段として次の3つをご紹介します
ご自分で掃除を行う
窯からススとり君までのダクト清掃方法と専用ブラシのご紹介をしています。次の記事を参考に行なってください。
ピザ窯ダクト掃除の仕方〜専用ブラシ「カントール」〜
ススとり君内部の清掃も忘れずに行ってください。
煙突掃除屋さん等を手配する
煙突掃除専門の業者様に直接ご連絡をお願いします。
ススとり君内部の清掃も忘れずに行ってください。
弊社に依頼する
ダクト清掃だけでなく、同時にススとり君のメンテナンスも行うことができます。
まずは御見積させていただきますので、お問い合わせフォームからご連絡お願いします。
本体内部洗浄、ファン・フィルター洗浄及び交換、給水部品や送風系部品などの保守点検、機器本体のバージョンアップもさせていただきます。
こちらの定期メンテナンスは、3年に1度をおすすめします。
費用:¥137,500〜(交換用送風機・旅費交通費・ダクト清掃等は含みません)
※都合により価格を予告なく変更する場合があります。