煤取装置「ススとり君」本体の腐食によるひび割れ・穴あきが発生する件でご報告します。
以前、煤取装置「ススとり君」本体にガルバリウム鋼板を使用していました。
ガルバリウム鋼板は錆びに強く、耐久性・耐熱性が高いため、住宅の屋根や外壁としてよく使用されています。
それでも煤取装置が処理する過酷な環境と経年劣化により、腐食する場合があります。
あくまでも環境にもよりますが、このガルバ鋼板による煤取装置は、6年点検で1〜2割、9年点検で多くの煤取装置において、腐食によるひび割れ・穴あきが発生するとみられます。
(参考写真:本体点検口蓋にあいた穴)
弊社では現在、ガルバリウム鋼板より耐久性の高いステンレス(SUS)製に変更しております。
今後の対応について
3~5年の定期点検において腐食による損傷が認められる場合は、鉄板による補強を施します。
また、12年の点検ではステンレス製の煤取装置の交換をおすすめします。
いずれの場合も有償となりますが、煤取装置本体交換のお客様には(新規は対象外)特別価格にて対応をさせていただきます。
なお、点検(メンテナンス)日程は弊社にて調整いたします。
詳しくは、保守点検・メンテナンスのごあんない[PDF /700KB] をご覧ください。