フード面風速は汚れ空気の補足率の目安であり、フード周りの気流・通気状態等でかなり幅があります。 例えば、3辺開放で 1.0m/sであれば、フード環境が多少悪くても汚れ空気を90%程度補足できます。(実験値) 但し、「風速が早い=外気が増える=冷暖房負荷が増える」の関係上、実施は0.4~0.5m/s が一般的です。 実施風速であっても、給気口(換気口)とフードの位置(空気の流れ)を適性に設ければ程よい環境にできます。 今まで見てきた環境が悪い現場では、通気が不足したり位置が不適のケースが80%くらいあります。

※面風速についての詳細等は、ブログ「面風速の推奨値と実施値について」からご覧いただけます。