上記水滴を結露水と言います。結露とは何かと言いますと、 私達が生活している空気の中には、水分が含まれています。 湿度○○%を表記しているのは、空気中に含まれている水分の割合です。
空気中に含まれている水分量は、温度が高いと多くなり、温度が低いと少なくなります。
夏季:エアコンの吹出口又は天井面
冬季:窓ガラス等。
空気に接する面の温度が結露を起こさせないためには、空気との接触面を露天温度以上になるようにすれば解決できます。
Ex.エアコン吹出口
- 熱交換風量が少ないと出入温度差が大きくなるので、風量を増やして温度差を少なくします。
→ 風量減少の要因はフィルターのゴミ詰まり等があります。 - 吹出部材を熱伝導の低い材質にするか、断熱処理を行います(金属より木製品が低い)。
※断熱処理方法の場合、劣化による材料の飛散が起きないものを用います。
(Ex.スポンジ等は劣化しやすい)
(アルミ製→鉄製→鉄製に断熱処理→木製→紙製の順に結露の発生水量は少なくなります。)
Ex.天井面等
- 室内状況にもよりますが、適正換気を行う(高湿な空気を排出する)か、空気が澱む場所を設けないよう換気処理を行います。
- 除湿装置を設けます。
- 水蒸気が発生しやすい暖房器具を避けます。(ガスは燃焼すると水分が発生します)